およぐこころ、たゆたうからだ

100兆ドラクマko.i.tsu、自身のメンタルヘルスの記録

陰性症状ってやつのせいなんだ

 統合失調症と言いますと、とかく過激な妄想や行動といったイメージをお持ちの方が多いのかなと思っています。まあそうした面は多々あります。個人差ありとはいえ、まあ頭が無駄によく回っているような感じとも言いますか。

 でもそうした症状だけではないのです。陰性症状としての「鬱症状」、これが結構手ごわいやつでして。

 最近は薬の効果もあってか、私個人は踏ん張りが効くような感覚で日々おります。とはいえ鬱症状がゼロになることはありません。

 一人暮らしを強行していたころは、痩せゆくばかりでホントに食べられない時期を過ごしたことがあります。親友や恩師にどれだけお世話になり、迷惑をかけたことか。思い返すたび詫び足りない心境になります。でも死ねないんだなこれが。

 死ぬの死なないのはまあさておき、抗うつ剤も上手に使いこなして、鬱症状脱却を図るのが一本道のようではあるなと、いま改めて思っています。薬は上手に使えば悪いものではありません。

 好きな時代物漫画の中のセリフ(そのくせうろ覚え)に「(身体悪くしたら)ジジイだって鼻つまんで(猪)肉食うだろ」というのがあります。まあそれにも似たもんですよ。薬飲むって言いますのは。

 当世だれがいつ罹患するかわからない「うつ病」や「統合失調症」。完治がたとえ無かったとしても、薬と程よい友だちになる期間、大切にしていきましょう。