およぐこころ、たゆたうからだ

100兆ドラクマko.i.tsu、自身のメンタルヘルスの記録

 高校受験の徒然

今週のお題「受験」、についてです。

 中学生当時はまだ、メンタルをはっきりと病んではいませんでした。病的な人間ではありましたが。

 高校受験は一つ失敗、一つある意味失敗という二件を思い出します。

 一つ目の失敗は「不合格」。東北地方にある、某農業系高校を受験しました。新幹線とローカル線の気動車を乗り継いで、高校最寄り駅へ。街に三台しかないタクシーを、他の受験生と相乗りして山の中の高校へと行ったのです。

 面接ではそれなりの回答ができたと思い込んでいました。筆記試験も数学以外はそれなりに点数を取れたとも。

 しかし、この当時は身体のほうに不調がありました。そこが面接官にとって「ひっかかり」となったようです。その旨丁寧に理由を記した不合格通知書が、受験一ヶ月後くらいに中学校へ送られてきました。「あなたの身体症状に対応するとなると、大きな町の遠い病院まで行き来しないとならない。それは学校生活の不成立にもつながる」と。

 でもまあ、これで吹っ切れた部分があったようです。当時の私。

 高校校区内の偏差値第4位の高校に飛び込み受験の体で挑みました。結果は合格。ところがこれにはおまけ話が。

 校区1~3位の高校は、もうそれ相応に点数が取れる確信がある受験生が集中。4番目の我が母校となる高校は、受験制度変更初年ということもあり、安全牌と思われる高校に流れた受験生が多かった影響で、定員割れを起こしていたのです。詳細はややこしいので略してすいません……で。

 授業にはそれ相応についていくことができたので、合格そのものは失敗ではありませんでした。ただ、「全入世代は向上心に欠ける傾向があるからな」と教諭陣が述べた言葉のとおりになったのです。その空気に流されました。第二の「あるいみ失敗」です。果たして、大学受験でツケを支払うことと「なりまくる」のですが、またそれはいずれかの機会に。

 受験……もう資格試験以外はしたくないかな……(社会人入試も怖い)。