およぐこころ、たゆたうからだ

100兆ドラクマko.i.tsu、自身のメンタルヘルスの記録

陰性症状ってやつのせいなんだ

 統合失調症と言いますと、とかく過激な妄想や行動といったイメージをお持ちの方が多いのかなと思っています。まあそうした面は多々あります。個人差ありとはいえ、まあ頭が無駄によく回っているような感じとも言いますか。

 でもそうした症状だけではないのです。陰性症状としての「鬱症状」、これが結構手ごわいやつでして。

 最近は薬の効果もあってか、私個人は踏ん張りが効くような感覚で日々おります。とはいえ鬱症状がゼロになることはありません。

 一人暮らしを強行していたころは、痩せゆくばかりでホントに食べられない時期を過ごしたことがあります。親友や恩師にどれだけお世話になり、迷惑をかけたことか。思い返すたび詫び足りない心境になります。でも死ねないんだなこれが。

 死ぬの死なないのはまあさておき、抗うつ剤も上手に使いこなして、鬱症状脱却を図るのが一本道のようではあるなと、いま改めて思っています。薬は上手に使えば悪いものではありません。

 好きな時代物漫画の中のセリフ(そのくせうろ覚え)に「(身体悪くしたら)ジジイだって鼻つまんで(猪)肉食うだろ」というのがあります。まあそれにも似たもんですよ。薬飲むって言いますのは。

 当世だれがいつ罹患するかわからない「うつ病」や「統合失調症」。完治がたとえ無かったとしても、薬と程よい友だちになる期間、大切にしていきましょう。

妄想との対峙

 2017年12月26日。とある方の手伝いをしに三木町方面へ。うどん店で、お昼をごちそうになりました。その際は何も妄想は出なかったのです。ただ、その方のオフィスへ戻るときに、自動車内で少し妄想発生となりました。

 「今暴言はいたらどうなるだろう」

 まあ、いつものやつです。深呼吸と、ある「儀式」行動を行い、考えを切り替えていきました。

 頓服のお世話になるまでは行かなかったので、まあなんとか合格点でしょうか。及第だと思うことにします。

読書できない症候群

 病気のせい、というよりも思い込みの範疇であろうことも書いてみます。

 日中、特に陥りやすい「活字が身体をすり抜けてしまう」感覚。これにいったんはまり込むと、本を手に取ることすらできません。自筆含めた手書きの文字は読めます。標識標柱の類もしっかり判読できます。書籍のかたちになっているものを、手に取れなくなるのです。

 焦りやソワソワとした感覚が組みになることも、ときどきあります。そういう時は、深呼吸、ストレッチ、音楽鑑賞等でほぐすと効果的です。ただ、あまりに焦燥感が強いときは、上記の改善策を思い出すまで多動みたいになります(自覚はある)。

 これらの感覚に陥っているとき、注意力も下がっているのでは、とお疑いの方がいらっしゃるかもしれません。実際には、過敏になっていることのほうが多い記憶があります。

 本が読めないくらいなんでもない。と、突き放して考えてみたこともありました。それで一時的に気を紛らわすことはできます。ただ、根本的には解決しない(感覚はまたいずれ強めにぶり返してくる)のです。

 もしかしたら、薬の副作用でなるのかとも妄想したこともあります。アカシジアに類するものではないかとの疑いを自分に持ったのです。

 ……といったあたり。まあ、医師に念のため相談してみようと思います。

2017年4月の検査について

 2017年4月17日。かかりつけ医のところで検査を受けました。

 IQは116、ただし算数がとても弱いと。また、自閉的にしてADHD気味であるものの、深刻ではない由聞きました。

 「こだわりが強い」「考えと出力との間に乖離がある」のは自覚どおりの結果が告げられました。加えて「焦りがち」「打たれ弱い」のもその通りの結果通告でした。

 無駄に人の何倍も思考して、思いめぐらせているのに、表現がついてこない点。語彙力不足や表現訓練の足りなさだけではないようです。深刻だなと思っています。

 なんでも病気のせいにしてはいけない、そう思っています。ただ、生活実態は病に引きずられたままと言いますか、甘えが強いなというのは反省するところです。療養生活返上を目指し、医師と重々相談しつつ、取り組むことですね。

 以上、半年以上前のことをざっと振り返りました。改善してないなあ~……。

今日の不安感

 12月21日。コンロ着火用の電池を買いに行きました。規格は単一乾電池、確認を一度だけとってから店へ。

 売り場に到着後、単二乾電池が目に入ります。「実は単二を買わないといけなかったのでは」という考えが浮かんできました。ここで深呼吸。メモを確認。無事に単一乾電池を買うことができました。

 これくらい、でしょうか。このほか諸事において、不安感は出ていません。

ブログ開設にあたって

 このブログは、ウェブサイト『大山崎すとりぃむ』の一コンテンツとして展開してまいります。もともとは「闘病記」という分類の記事を掲載しております。そちらがあくまで本体です。そちらの記事にまとめなおす前のレアーな心情吐露を、まずはこのブログで記していきます。

 2002年にまずは神経症と診断されました。そこから診断も変化を経て、現在は統合失調症且つ強迫性障害という状態です。

 極力暗くならないよう、時に症状を笑い飛ばす記事をお届けできたらと思います。

 よろしくお願いいたします。